香典返しの相場はいくら? 半返しと3分の1の目安
公開 2026年9月29日・おかえし帳編集部
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こたえ
香典返しはいただいた額の半分(半返し)が基本です。3万円以上など高額の香典には、3分の1ほどでかまいません。当日返しをした人には、目安から当日の品の額を引いた分だけを後日送ります。
香典帳から、お返しを出す
いただいた香典の金額ごとに人数を入れてください。1人ずつ後日送る品の目安と、店ごとの送料の合計が出ます。
人数を入れると、ここに結果が出ます。
| 香典 | 人数 | 返しの目安 | 後日送る品 | 小計 |
|---|
店ごとの送料の合計と、挨拶状・届くまで
送料の合計が少ない順。品の値段は店や品で違うので含めていません(どの店も品の額の目安で選べます)。
条件は各店のご利用ガイド(確認)によります。詳しい比べ方は香典返しはどこで頼む?5店の条件へ。
| いただいた人(故人との関係) | 香典で多い額 | 平均 | 半返し | 3分の1 |
|---|---|---|---|---|
| 祖父母 | 5,000円 | 14,942円 | 2,500円 | — |
| 親(実親・義理の親) | 100,000円 | 59,711円 | 50,000円 | 33,500円 |
| 兄弟・姉妹 | 50,000円 | 45,452円 | 25,000円 | 16,500円 |
| おじ・おば | 10,000円 | 18,285円 | 5,000円 | 3,500円 |
| 上記以外の親戚 | 10,000円 | 17,000円 | 5,000円 | 3,500円 |
| 職場関係 | 5,000円 | 6,204円 | 2,500円 | — |
| 勤務先社員の家族 | 5,000円 | 5,336円 | 2,500円 | — |
| 取引先の関係 | 10,000円 | 7,915円 | 5,000円 | 3,500円 |
| 友人またはその家族 | 5,000円 | 6,649円 | 2,500円 | — |
| 隣人・近所 | 5,000円 | 6,285円 | 2,500円 | — |
「香典で多い額」は最も回答が多かった額。出典: 全日本冠婚葬祭互助協会「香典に関するアンケート調査(令和3年度)」(有効回答5,177件)。お返しの目安は当サイトで500円単位に丸めて計算。
半返しが基本、高額の香典は3分の1ほどに
全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連)の案内では、香典返しはいただいた香典の半額(半返し)が一般的です。そのうえで、香典が高額な場合は「その限りではない」とし、高額なお返しはかえって相手に気を遣わせてしまうことがある、としています。
このため、当サイトの計算では初めに次の決め方を選んでいます。
- 1万円まで: 半返し(5,000円の香典なら2,500円の品)
- 3万円以上: 3分の1ほど(3万円なら1万円、5万円なら1万6,500円前後)
どこから3分の1にするかに決まりはありません。親族からの高額な香典が多い場合は「1万円以上は3分の1」に切り替えて、合計がどれだけ変わるかを見比べてください。
関係ごとの香典の額と、お返しの目安
上の表は、全日本冠婚葬祭互助協会(全互協)が葬儀の参列者に尋ねた調査(令和3年度、有効回答5,177件)の、故人との関係ごとに最も多かった香典の額です。
- 職場・友人・近所の人は、どの関係でも5,000円が最も多く、お返しは2,500円前後になります。
- おじ・おば、そのほかの親戚は1万円が最も多く、半返しなら5,000円です。
- 兄弟姉妹は5万円、親(義理の親を含む)は10万円が最も多い額でした。全葬連が半返しにこだわらなくてよいとする「高額」にあたる額です。
全互協の報告は、2,000円・3,000円といった額は、同じ関係の何人かで一緒に包んだ額だろうとしています。連名の香典の返し方は下で説明します。
連名・会社からの香典
- 職場の有志など連名の香典は、1人あたりの額が少なくなります。1人ずつに返すと1品数百円になってしまうので、みなさんで分けられるお菓子などを1つ送る形にすると、相手も受け取りやすくなります。
- 会社から規程(慶弔見舞金)として出た香典は、お返しを受け取らない決まりの会社もあります。会社の総務の担当者に確かめてから決めると、お互いに気を遣わずに済みます。
当日返しをした人には、差額だけを送る
葬儀の当日に一律の品を渡した(当日返し・即日返し)場合、その品の額を目安から引いた分を、忌明けのあとに送ります。5,000円の香典に2,500円の品を当日渡していれば、後日は送らなくてかまいません。くわしくは「当日返しをしたあとの香典返し」へ。
計算の例
香典帳が「5,000円20人・1万円8人・3万円2人・5万円1人」で、3万円以上は3分の1にする場合:
| 香典 | 人数 | 返しの目安 | 当日返しなし | 当日返し2,500円あり |
|---|---|---|---|---|
| 5,000円 | 20人 | 2,500円 | 50,000円 | 送らない |
| 1万円 | 8人 | 5,000円 | 40,000円 | 2,500円×8=20,000円 |
| 3万円 | 2人 | 10,000円 | 20,000円 | 7,500円×2=15,000円 |
| 5万円 | 1人 | 16,500円 | 16,500円 | 14,000円 |
| 合計 | 31人 | 126,500円(31人に送る) | 49,000円(11人に送る) |
当日返しをしていると、後日送る相手も額も大きく減ります。送料は店によって「1か所いくら以上で無料」の境目が違うので、上の計算で店ごとの送料の合計も見てください。
よくある質問
Q. 1,000円・2,000円の香典にもお返しは要りますか? A. 当日返しの品を渡していれば、それで足ります。渡していない場合は、ほかの人と同じ品(1,000〜1,500円ほど)を送る家も、挨拶状だけを送る家もあります。半返しの額より送料の方が高くつくこともあるので、無理に額をそろえなくてかまいません。
Q. 商品券や現金で返してもよいですか? A. 全葬連は、香典返しで避ける品に「現金」を挙げています(香典をそのまま返すことになるため)。商品券は金額がそのまま伝わるので、目上の親族などには、カタログギフトの方が無難です。
Q. 香典の額がわからない人がいます。 A. 受付の記帳(香典帳)と香典袋の中袋を照らし合わせます。どうしてもわからない場合は、同じ関係の人と同じ品にしておくのが無難です。
出典(2026年9月29日確認)